PLT指導者養成研修で「本づくり」ワークショップを実施

田中住幸(NPO法人あそベンチャースクール)

*実施年月日:2014年3月2日
*実施場所:円山動物園(札幌市)

今回は、特に積雪の多い場所で、雪も硬く(公園なので除雪の雪が多く)、何か工夫しないとうまく展開できないぞ、と、思い、新規6名で参加の他に、11月に参加された方が5名もフォローアップで参加されていたこともあり、思いきって、6時間研修のプログラム前半「アクティビティ体験」で実施してみました。

元々のアイデアは、以前にfacebook上で、どなたかが、米国からファシリテーターを招いたプロジェクトWILDのWSの中で、体験したアクティビティの記録を本の様にまとめていったのが楽しかったと報告されていた(※)のを見て、いつか試してみたい、と、思っていたものです。

   ※ アイダホのロリさんのWSで実施された「ジャーナル作り」。
    角田尚子さんのブログでも紹介されてます。以下をどうぞ。
    http://ericweblog.exblog.jp/16626559/

体験の記録も残り、後日に活動を想起する手立てにもなるので、非常に良いと思いました。

特に、表現力が豊かな保育者の方には、『PLT 幼児期からの環境体験』とセットで紹介するのは効果的と感じでおります。「『PLT 幼児期からの環境体験』モジュールを活用して、本づくりスタイルの3時間~4時間程度のWS実施が面白いのでは?」と、提案したところ、特に既ファシリテーターからの反応が良い感じでした。

ぜひ、新年度以降、保育者向けにトライしてみたいと思います。

☆本づくりワークショップの手順☆
(写真提供:古川美枝子さん)

1. スケッチブックより少し薄手の紙(B4)3枚を二つ折にして中綴じにする。

2. 中綴じには、中綴じ用のホッチキスを使用。(一同、そういうホッチキスがあることに驚く。)

3. 表紙、裏表紙はぬかして、

1)1pには、「♯1 ものの形」の導入として、3種類の形の絵を描く。
(同時に形のネックレスも作る。)

2)3pには、「♯2 木に触れよう」の導入として、森に出かけた時に思い浮かびそうな形容詞を書く。

3)5pには、「♯61 もっと近づいて見てごらん」の導入として、思い浮かぶ木の絵を描く。

4. フィールドに移動して、

1)形のネックレスを使って、小グループで形探しの散歩を楽しむ。
 ⇒全体でもシェアする時間を持つ。

2)秘密の箱に手を入れて、木の部分探しを楽しむ。自分の袋にも採取する。

3)二人組で、目かくしをしての木の観察を楽しむ。
 ⇒全体でもシェアする時間を持つ。

5. 教室に戻って、

1)小グループで、フィールドでの経験を振り返り、話しながら、
・2pに、形のネックレス散歩で見つけたものの絵を描く。

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・4pに、木を触ったり、実際にフィールドに出て、思い浮かんだ形容詞を書く。

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・6pには、フィールドで出会った木を思い出しながら、木の絵を描く。

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2)さらに、ひとりひとりが
・7pに、自分の袋に採取した木の葉や部分のこすり写しをし(「♯64 葉っぱの観察」より)、

・8pに、一連の活動を振り返って「俳句」を木の形をした台紙(自分で作成)に書き込んで貼る。

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3)最後に、グループメンバーに自分の本の出来上がりを紹介する。


6. 表紙-裏表紙、9p-10p、は空白のまま終了。
 ファシリテータから「また、違う季節にこの森に来て空白を埋めてみてください」。

7. まとめ・ふりかえり

【その他の留意点】

・筆記具には、水性マーカーや色鉛筆と併せて、石ころ型の蜜ろうクレヨンを準備しました。使用した紙との相性(発色)も良く、非常に好評でした。
・積雪期で、室内-屋外の出入りが多くなると大変なので、いくつかのアクティビティの進行をまとめて実施しました。屋外で作業をした方がより良いものも含まれますが、今回は、外気温の低さを考慮して、室内での作業を多めにしました。
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# by pltjapan | 2014-03-26 09:36 | 報告・記録 | Comments(0)

2014年度の主催研修「環境/PLT」日程決定!

2014年度の主催研修の「環境/PLT」は7月26日~27日となります(12時間研修)。
現在、翻訳中のPLTセカンダリー・モジュール『世界の森林』のアクティビティ体験も予定。

なお、主催研修全体日程は以下でどうぞ。
http://www.eric-net.org/news/atERICyotei2014.pdf
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# by pltjapan | 2014-02-15 23:01 | 主催研修 | Comments(0)

「プーさんの森をデザインしよう!」

合冊版収録アクティビティ「#50 400エーカーの森」のアレンジ、「プーさんの森をデザインしよう!」をERICのホームページにアップしました(「PLT」の「各地のファシリテーターからの参考資料」に搭載)。

このアクティビティは、佐藤敬一さん(東京農工大学准教授)から提供いただきました。

日本でも親しまれているクマのプーさん。
「このほど「住民が楽しく暮らせる自然豊かな明るい町」を公約にしてプータウンの町長に当選しました。プーさんはこの町の近くに400エーカー(約160ヘクタール)の土地を持て余しています。・・・」
というストーリー展開になっています。

以下からどうぞ。
http://eric-net.org/plt07.html
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# by pltjapan | 2014-02-15 22:51 | アクティビティ体験 | Comments(0)

各地のファシリテーターの実践事例

国際理解教育センターのホームページで、PLTのファシリテーターの方の実践事例を紹介しています。ファシリテーターが独自にアレンジ・開発したアクティビティをぜひご活用ください。

国際理解教育センターのホームページのトップから「PLT」に行き、「各地のファシリテーターからの参考資料」をごらんください。

もしくは以下から。
http://www.eric-net.org/plt07.html

現在、以下の事例を搭載しています。

■佐藤敬一さんから
(1) 小学校の総合的な学習での森林環境教育
  ~2009清里ミーティング環境教育プレゼンテーション~
(2) 「#63 木は工場」
  ~2011年PLTコーディネーター会議での発表資料(日本語)~
(3)  「トガチュウの森」シナリオ
・「トガチュウの森」キャラクター1
・「トガチュウの森」キャラクター2
  ~佐藤さんが講習会で使用しているアクティビィ
  (「シュルー氏の森」をアレンジしたアクティビティ)~

■井上博夫さんから
(1)PLT(木と学ぼう)幼児期の環境体験指導者講習会in 高松2011
  2011年8月7日の記録
(2)実践報告「描いてみよう! つながるいのち」
  (2011年5月3~5日)
(3)子どもの成長に豊かな環境体験を PLT(木と学ぼう)
  ファシリテーター養成講座(2011年3月19-20日)の記録

■佐藤宏幸さんから
(1) 『幼児期からの環境体験』ご近所散歩のアクティビティ・リスト(1)
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# by pltjapan | 2013-12-05 17:38 | アクティビティ体験

「森林(もり)の幼児のための環境学習」記録

角田尚子・PLT日本コーディネーターが、2013年10月19-20日、大分県九重青少年の家)で実施しました

プログラムの詳細は以下でどうぞ。
http://ericweblog.exblog.jp/18825802/

PLT「幼児からの環境体験」と「前向きな子育て」の保護者向けプログラムを組み合わせたもの(参加家族は6家族15名。スタッフ5名)。
安全確認のルールづくり、『幼児期の環境体験』のアクティビティから、「かたち散歩」「葉っぱのこすり絵」の体験、双眼鏡をつくってお散歩など、もりだくさんです。
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# by pltjapan | 2013-10-28 15:08 | 報告・記録